「無料で」開発できる環境を作る

必要なものは?

さて。「開発できる環境」という単語にはとてもバリエーション豊かなニュアンスが含まれます。
具体的には「統合開発環境一式+α」を要求する方から「vi + gcc + gdb」で済まされる方まで幅広くいらっしゃるかと愚考いたしますがいかがなものでしょうか? 筆者としては「いっそgccすらも省いてhi + gdb」という暴挙を考えてみたくもあるのですが…まぁ棚の上に上げておきましょう。

本稿はどちらかといわなくても「ユーザビリティ的に不親切」な原稿となりますので、とりあえず「最低限ないと話にもなりません」的に必要なものだけをチョイスしていきたいと思います。

サーバ
IISが起動しているサーバが不可欠です。が、これに関しては「きっと会社が買ってくれるであろう」ということで考察をいたしません。
パーソナルユースの場合、無料のレンタルサーバでIISをやっているところがあるみたいなので、適宜検索などしてみてください。
エディタ
プログラムを書くためにはエディタが必要です。メモ帳で十分ですが。
お好みに応じて秀丸、vimなど、適当なものをご用意ください。
コンパイラ
これがないとプログラムを書いても何もできません。具体的には後述します。
以上があれば「最低限」プログラムを書いてサーバから動かすことができます。

コンパイラをインストールする

さて。コンパイラですが。あれだけ高価な統合開発環境と対照的に「コンパイラだけなら無料で」配布されています。ちゃんとMicrosoftから、公式のやつが、です。
以下にインストールのための手順を示します。
注:これらは、2004年の末ごろに調査をしたものであるために、.NET 1.1がベースになっています。Beta の単語が消えたら、そろそろ1.1ではなくて2.x系に移動したほうがよいかもしれないので、そのあたりは適宜調べてみてください。 これでおおむね終了のはずです。
テストとしては、DOSプロンプトから
csc
とだけタイプしてみましょう。インストールがされていれば「コマンドが見つからない」とは異なるなにかが出力されるはずです。
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